お茶に次ぐ第2の名産品をめざす
静岡新聞によると、静岡県静岡市葵区の清沢地区が地域の活性化のため、10月からレモンを事業の柱にした総合的なビジネス展開に乗り出す。
同地区は静岡市北西部の中山間地域で茶所として有名。だが茶栽培の後継者不足により、耕作を放棄した茶園も目立っている。
無農薬栽培のレモンを商品加工
同事業は、静岡市が中山間地域の活性化を目的として募集した「おらんとこのこれ一番」事業の第1弾。事業費は約1千万円で、うち800万円を市の補助でまかなう。レモンの苗木が全戸約420世帯に配布され、2013年3月までに約1800本を植樹。
無農薬栽培でレモンを生産し、農産品やシャーベット、ケーキ、石けんなどの加工品として売り出す。静岡市では茶に次ぐ名産品として全国への販売を目指す。同地区がレモンに着目したのは鳥獣被害による影響が少ないからだという。
静岡新聞
http://www.shizushin.com/news/local/central/20101013000000000020.htm