投信販売会社向けに提供開始
株式会社野村総合研究所(以下、NRI)は、投資信託の販売会社と投信運用会社をつなぐSaaS型ネットワークソリューションである「FundWeb Transfer」の提供を10月22日から野村證券に対して開始した。野村證券は投信販売会社では第一号ユーザとなった。
これにより、投資信託の販売会社と運用会社間で、取引データや基準価額データなどの受け渡しが可能となる。
なお、投信運用会社については、2012年6月までに全72社への導入が完了している。
主な特長
既に投信販売会社に提供しているソリューション群との連携を大幅に強化し、投資信託の取引データのSTP(Straight Through Processing)化を実現した。これにより、データの受け渡しの際の、オペレーションミスを減らすことが可能になる。
(株式会社野村総合研究所ニュースリリースより)
同システムは、高いレベルの災害対策やセキュリティ対策が施されたNRIのデータセンターで管理・運用する、SaaS形式のシステム。高信頼性・高セキュリティを実現し、利用企業でのシステム管理・運用負荷の軽減を実現している。
投資信託の申込不可日や売買停止日など、受け渡し対象データを拡充、そのデータを用いた投資信託取引データチェック機能を実現した。
今後、現在「FundWeb」を利用している200社以上の販売会社に対して、順次導入していく。
![外部リンク]()
株式会社野村総合研究所ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2012/121030.html