第31期決算分配金で引下げ実施
ニッセイアセットマネジメント株式会社は12日、同社の取り扱う追加型投資信託「ニッセイアジア高配当株式ファンド(毎月分配型)」の第31期決算を報告、分配金についての発表を行った。それによると、今回は引下げを実施して、25円(1万口当たり・税引前)としている。
同ファンドは毎月10日(休業日の場合は翌営業日)を決算日としており、今月は土曜日にあたっていたため、12日の発表となった。前回10月の第30期までは30円(1万口当たり・税引前)の分配金としていたが、今回は投資対象であるアジア各国の株式配当利回りが従来に比べ低下していることをうけ、25円への引下げを決定したという。
(レポートより参考資料図)
基準価額は昨年末比で上昇
ただし昨年2011年の年末時点で8501円であったファンド基準価額は、2012年11月12日時点で9901円にまで上昇しており、このまま堅調に推移した場合、1月・4月・7月・10月の決算では配当等収益に加え、売買益(評価益を含む)等を勘案し、分配金額を決定するとしている。
「ニッセイアジア高配当株式ファンド(毎月分配型)」は、高い成長が見込まれるアジア諸国および地域(日本を除く)の株式を実質的な主要投資対象とするファンドで、相対的に配当利回りが高く、流動性の高い大型株を中心に銘柄選定を行って、安定した配当等収益の確保と中長期的な値上がり益の獲得を目指し、運用されている。
ニッセイアセットマネジメント 特別レポート
http://www.nam.co.jp/company/pdf/ニッセイアジア高配当株式ファンド(毎月分配型)
http://www.nam.co.jp/fundinfo/nakkf/main.html