分配金は減額
「みずほワコビア米国投資適格社債ファンド」は2012年11月15日に第87期決算を迎え、同期の分配金額を20円(税引前、1万口当たり)とした。設定来の収益分配金累計額は3,400円(税引前、1万口当たり)となった。
同ファンドは2011年4月から2012年10月までの各決算において分配金額は30円(税引前、1万口当たり)であった。
しかし今回は、以下の2点を総合的に勘案し、原則として利息収入相当分を中心に、安定した収益分配を目指すという収益分配方針にそい、分配金額が20円(税引前、1万口当たり)となった。
勘案事項
1.米国においての金融緩和の長期化から、同ファンドが主な投資対象とする米ドル建て社債の利回りが低下した。
2.分配可能原資のひとつである配当などの収益が減少傾向にあるとともに、同ファンド内に蓄積の配当など収益以外の分配可能原資からも分配金を支払いしてきたことから分配可能原資が減少した。
みずほ投信投資顧問は、同ファンドのパフォーマンスの向上を今後も目指していくということだ。
みずほ投信投資顧問 お知らせ
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