5月の商工会議所LOBO調査結果を発表
景気動向を見極めるための経済指標は、株価を左右するなど経済に多大な影響を与えます。
(画像はイメージ)
2010年5月31日に、日本商工会議所が、5月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果を発表しました。
日本商工会議所が31日に発表した5月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると5月の全産業の業況DI(景気動向指数)は、マイナス39.7となり、2010年4月に比べ、6.0ポイントのプラスとなりました。
また、5月の業況DIのマイナス幅は、5カ月連続して減少しました。
5月の早期景気観測の特徴は
注目すべき点は、各地から「景気回復はまだ実感できない」との声が寄せられていると、「2010年5月調査結果の概要」に記載されている点です。
一方、明るい材料としては、小売業において、宝飾、美術品などの高額商品の売り上げが回復の兆しがあると指摘された点、サービス業において、宿泊客の数が回復傾向であると指摘された点です。
今後は、日本の景気が自律的に回復できるかが注目点といえるでしょう。
日本商工会議所
http://www.jcci.or.jp/2010年5月・LOBO調査(調査結果のポイント、日本商工会議所サイト内)
http://www.jcci.or.jp/lobo/201005.html