上昇傾向
2012年12月21日、日興アセットマネジメント株式会社は、「日本低位割安株ファンド’12-01(愛称:龍視眈眈)」の足元の運用状況と今後の見通しを資料発表した。
日本低位割安株ファンドは東京証券取引所第一部上場全銘柄の中で、株価水準が低位3分の1に分類される銘柄に投資するファンドだ。
基準価額は3月28日に設定来高値11350円を記録したあとは日本株式市場の下落などから低下傾向、9000円前後で底堅い推移。その後11月中旬以降は日本株式市場の堅調に連動して上昇傾向にあり、足元では一万円台を回復。12月19日には10710円をつけた。
2012年12月25日付けの基準価額は10772円、純資産総額は11213百万円。
日本株式の動きについて
資料では
これまで、世界の主要株式市場と比較して出遅れ感が非常に強かったことから、現在、その修正が起きつつあると考えられます。足元の株価は、純資産価値との比較や配当利回りの面から見て、引き続き歴史的に割安な水準にとどまっており、今後は企業業績の回復を確認しながら、徐々に水準を切り上げると考えています
と述べている。
来年については年初の外国機関投資家による資産配分決定、4月の日銀白川総裁の任期終了と新総裁による金融緩和の強まりの可能性などから日本株式には上昇余地のほうが大きいと見ており、出遅れ感が強く株価指標面で割安感のある低位株は特に良好なパフォーマンスを期待できるとしている。
足元の運用状況と今後の見通しについて
http://www.nikkoam.com/files/lists/news/20121221_01.pdf日本定位割安株ファンド’12-01
http://www.nikkoam.com/products/detail/673110/character