通貨選択型5本で引上げ決定
東京海上アセットマネジメント投信株式会社は17日、同社の取り扱う「東京海上Rogge世界ハイブリッド証券ファンド(通貨選択型)」の第12期決算について発表を行った。それによると、同シリーズの5本で分配金の引上げが実施されている。
引上げとなったのは、「円コース(毎月分配型)」「豪ドルコース(毎月分配型)」「米ドルコース(毎月分配型)」「ユーロコース(毎月分配型)」「資源国通貨バスケットコース(毎月分配型)」の5本で、一方、同じシリーズで第12期決算を迎えた「ブラジル・レアルコース(毎月分配型)」では、前回の水準を維持するものとなった。
(交付目論見書より参考画像)
それぞれ10~15円の引上げに
具体的な分配金額でみると、「円コース」では、11月期の60円から70円に、「豪ドルコース」では105円から120円に、「米ドルコース」では60円から70円に、「ユーロコース」では55円から65円に、「資源国通貨バスケットコース」では115円から125円へ引き上げられている。(いずれも金額は1万口当たり・税引前)
「東京海上Rogge世界ハイブリッド証券ファンド(通貨選択型)」は、主要投資対象を世界の金融機関が発行するハイブリッド証券等(マネープール・ファンドは除く)とする追加型投資信託で、各コースは、円建ての外国投資信託「東京海上ストラテジック・トラスト―東京海上Roggeグローバル・ハイブリッド・セキュリティーズ・ファンド」と円建ての国内籍の投資信託「東京海上マネーマザーファンド」を投資対象とするファンド・オブ・ファンズ方式で運用されている。
ファンドは6本のコースとマネープール・ファンドから構成されており、それぞれの間でのスイッチングも可能となっている。
東京海上アセットマネジメント投信株式会社 お知らせ
http://www.tokiomarineam.co.jp/news/2012/1178