繰上償還の基準価額条件達成
三井住友アセットマネジメントが設定・運用する「ニッポン株式ファンド 11-12(愛称:前進)」が繰上償還することを決定した。
ニッポン株式ファンド11-12は信託約款で、支払い済みの分配累計額を加算しない1口当たりの基準価額が12000円以上となった場合に繰上償還することが定められていた。
ニッポン株式ファンド11-12は平成24年12月27日に基準価額が12030円となった。このため、信託期間を繰り上げ平成25年1月16日に償還することになった。
同日付での解約価額は12015円、純資産総額は570百万円。基準価額の過去最安値は平成24年6月4日の9506円だった。
償還金の支払いは平成25年1月22日までに開始される予定だ。
ファンドについて
ニッポン株式ファンド11-12は日本の取引所に上場している株式を主要投資対象とするファンド。最新のマンスリーレポートは平成24年11月30日に発表されている。
レポートによれば、組み入れの上位業種は建設業13.8%、小売業8.1%、輸送用機器7.7%など。
上位銘柄は三井住友フィナンシャルグループ(銀行)2.2%、トヨタ自動車(輸送用機器)・太平洋セメント(ガラス・土石製品)・三菱UFJフィナンシャル・グループ各2.1%など。
ニッポン株式ファンド11-12
http://www.smam-jp.com/fund/report/1217844_1563.htmlニッポン株式ファンド 11-12(愛称:前進)繰上償還決定のお知らせ
http://www.smam-jp.com/news/fund/pdf/__icsFiles/afieldfile/