11月に続き……
みずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンド(通貨選択型)が保有する有価証券の発行元が、再度チャプター11を申請した。
今回チャプター11を申請したのは、米国の電力会社であるエジソン・ミッション・エナジー(Edison Mission Energy)。
現地時間12月17日にチャプター11が申請され、これによりエジソン・ミッション・エナジーの子会社であるミッドウェスト・ジェネレーション(Midwest Generation)が発行する債権は債務不履行状態となった。なお、同債権には担保が付されている。
11月にもみずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンドが保有していた証券の発行元である米国Overseas shipholding Groupがチャプター11を申請している。チャプター11は日本でいうと民事再生法に相当する。
保有比率と今後の対応
みずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンド(通貨選択型)が保有するミッドウェスト・ジェネレーションの実質保有比率は、12月18日現在で、円コース・米ドルコース・豪ドルコース・ブラジルレアルコースの各コースともに0.32%。
みずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンド(通貨選択型)の販売元である新光投信株式会社は、「Midwest Generationの保有状況について」の中で、
当核銘柄については、引き続き情報収集に努め慎重に対応していく方針
だとしている。
基準価額と純資産総額
みずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンドの2012年12月26日付けの基準価額と純資産総額は以下の通り。
・円コース 基準価額10265円、純資産総額75.08億円
・米ドルコース 基準価額10775円、純資産総額3.00億円
・豪ドルコース 基準価額10796円、純資産総額102.20億円
・ブラジルレアルコース 基準価額6927円、純資産総額856.80億円
Midwest Generationの保有状況について
http://www.shinkotoushin.co.jp/news/info2_file/cn14364.pdfみずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンド
http://www.shinkotoushin.co.jp/best/hiyield/index.html