第7期決算・分配で決定
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社は10日、同社の取り扱う「JPMインドネシア債券ファンド(毎月分配型)」が第7期の決算を迎え、ボーナス分配を含む分配金を800円(1万口当たり・税引前)としたことを発表した。
同ファンドは、2012年6月18日に設定されたもので、毎月6日(休業日の場合は翌営業日)を決算日としている。インドネシアの債券等を実質的な主要投資対象とし、安定的かつ高水準の配当等収益の確保・信託財産の中長期的な成長をはかり、毎月分配に加え、3ヶ月ごとのボーナス分配を目指して運用されている。よって次のボーナス分配期は2013年4月だ。
(発表資料より参考図)
インドネシア国債市場好調、ルピアも対円上昇
これまでのファンドの分配金実績では、前回のボーナス分配期にあたる第4期で120円、ボーナス分配無しの通常決算期で40円(いずれも1万口当たり・税引前)となっており、今回の800円という額は大幅な伸びを記録するものとなった。
こうした分配金の伸びを生む基準価額の上昇にプラス要因となった投資環境としては、インドネシア国債市場が2012年10月以降、海外投資家を中心とした需要の継続を背景に好調な展開となったこと、為替市場における投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、新興国通貨が買われたことや、日本の金融緩和策が強化されるとの観測が広がり、世界的な円安が進行したことなどで、インドネシアルピアが対円で上昇基調となったことが挙げられている。
今後についても、インドネシア経済の順調な成長を背景に、インドネシア国債の短期的な見通しは良好と考えられており、さらにインドネシアルピアの為替相場も、良好なファンダメンタルズを背景とし、中立からやや楽観的、長期的な上昇が期待されるとしている。
JPモルガン・アセット・マネジメント お知らせ
https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/market/pdf/JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)
https://www.jpmorganasset.co.jp/wps/portal/!ut/p/b1/