モーニングスター社が推計を発表
投資信託をはじめとする金融情報を総合的に取り扱うモーニングスター社が4日、独自の推計による国内追加型株式投資信託の2012年12月期における、純資金流出入額をまとめた結果を発表した。この額にはETFは含まれていない。
それによれば、12月は全体で825億円の純資金流出となり、これで3カ月連続の流出超過を記録したという。なお、2012年年間の純資金流出入額でみると、2686億円の純資金流入となったそうだ。
(首位ファンド交付目論見書より参考画像)
トップは設定したばかりの日興AMファンドに
純資金流入の第1位は、12月27日に設定された日興アセットマネジメントの「日興 グラビティ・アメリカズ・ファンド(愛称:ビバ・アメリカズ)」で2001億円だった。当初設定額が巨額だったことが大きい。
第2位は野村アセットマネジメントの「高配当インフラ関連株プレミアム(通貨選択型)毎月分配型」の490億円、第3位は国際投信投資顧問の「エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)為替ヘッジあり」で483億円となっている。
一方で、純資金流出額が最も多かったのは、JPモルガン・アセット・マネジメントの「日興JFアジア・ディスカバリー・ファンド」で888億円の流出を記録している。
ファンド情報:日興 グラビティ・アメリカズ・ファンド
http://www.nikkoam.com/products/detail/653292モーニングスター
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