電力会社から6件目となる受注
株式会社東芝(以下東芝)が10月19日、北陸電力株式会社(以下北陸電力)から発電出力1メガワットのメガソーラー発電プラント「富山太陽光発電所」の建設を一括受注したことを発表した。
東芝が国内電力会社から獲得したメガソーラー発電プラントの建設事業はこれで6件目。直近では10月13日の中国電力「福山太陽光発電所」。東芝は2009年1月に同事業のための専任組織を立ち上げ、積極的に取り組んできたことが結実してきている。
(富山太陽光発電所イメージ=東芝)
一般家庭250世帯分の使用電力量1年間分の規模
「富山太陽光発電所」は、北陸電力では初の電気事業用メガソーラー。10月中に着工し2011年2月に運転を開始する。年間の推定発電電力量は約100万キロワット時。一般家庭だと約250世帯分の使用電力量が1年間まかなえる計算だ。
今回受注のプラントでは同グループで開発した直交変換効率97.5%を誇る250キロワットのパワーコンディショナと京セラ株式会社製の高効率多結晶太陽電池モジュールを用いる。なお、10月13日に事業計画を発表した「福山太陽光発電所」では、長州産業株式会社の太陽電池モジュールを採用した。
(株)東芝
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