8月機械受注統計が発表
平成22年10月13日、内閣府は、「平成22年8月実績・機械受注統計調査報告」を公表しました。
(画像は内閣府HPトップページ)
機械受注総額(季節調整値)は、2兆2070億円となり平成22年7月に比べ9.8%増となりました。
民間設備投資の先行指標として注目されている「船舶・電力を除く民需」は、8435億円となり、平成22年7月に比べ10.1%増となりました。
8月機械受注統計結果の特徴は
8月機械受注統計の結果は、市場の予測を大幅に上回る結果となりました。鉄鋼や非鉄金属などの受注の大幅増加が背景とみられます。
8月機械受注統計において、内閣府は、前月までの「機械受注は、持ち直しの動きが見られる。」から、「機械受注は、持ち直している。」との基調判断に上方修正をしました。
一方、現在も円高の進行が止まらない状況が続いています。今後は、円高の要因とされる世界の通貨安競争が、機械受注にどのように影響を与えるかが注目されます。
内閣府
http://www.cao.go.jp/「機械受注統計調査報告・平成22年8月実績」(内閣府サイト内)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1008juchu.html