スーツは年一着、2万円台のものを選ぶ人が最多
株式会社インテージ(以下インテージ)がビジネスパーソン意識調査『サラリーマンの仕事着事情』に関しての意識調査を実施し、その結果を10月25日に発表した。
調査はインターネットを介して実施。インテージのネットモニター登録者から、埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏に在住、20~59才の男性ビジネスマン、仕事で着るスーツを1着以上持っているという条件全てにマッチングする人をピックアップしてアンケート回答を求めた。調査期間は2010年10月5日~10月7日で、797名の有効回答者数が得られた。
それによるとサラリーマンのスーツを買う頻度(単数回答)は「1年に1着程度」が最多で22.0%。次いで「今着ているスーツが消耗して着られなくなった時(16.2%)」「1年に2着程度(16.1%)」「2年に1着程度」(13.7%)と続いた。
購入するスーツの価格は「20,000円~29,999円」が28.4%と最多。次いで「10,000円~19,999円(22.2%)」「30,000~39,999円」(21.0%)。となった。4万円未満のスーツが全体の7割で、ビジネスマンの厳しい懐事情が伺える。
年代別では20代~40代は「20,000円~29,999円」が最多。一方、50代は「30,000~39,999円」が最多。収入が上がるほどスーツも良いものを選ぶのは男性も同じところか。
若者はワイシャツと靴にお金をかける傾向が強い
ワイシャツの購入では「1,000円~2,999円」が最多で36.6%。次いで「3,000円~4,999円(35.9%)」。1,000円未満も7.8%を占めている。年代別ではワイシャツはスーツと異なり、若い人の方が価格の高いワイシャツを選ぶ傾向が強い。20代、30代は「3,000円~4,999円」が最多で、40代と50代は「1,000円~2,999円」が最多となった。
ネクタイは「1,000円~2,999円」が最多で41.0%。次いで「3,000円~4,999円(24.7%)」「5,000円~9,999円(12.9%)」。ネクタイについてはどの年代別でも同じような構成となった。
ベルトは「1,000円~2,999円」が最多で40.4%。次いで「3,000円~4,999円(24.5%)」「5,000円~9,999円(16.6%)」。
靴は「10,000円~19,999円」が最多で34.4%。次いで「5,000円~9,999円(30.7%)」「3,000円~4,999円(15.4%)」 年代別では20代~40代は「10,000円~19,999円」が最多。50代では「5,000円~9,999円」が最多。若い人ほど足下のお洒落にこだわりを持っているといえる。
株式会社インテージ
http://www.intage.co.jp/chikara/02_topics/602/