(仮称)神田駿河台4−6計画
大成建設株式会社、ヒューリック株式会社、安田不動産株式会社、昭栄株式会社、有楽土地株式会社の計5社が共同でお茶の水駅近隣のエリア再開発に11月5日から着手した。
これら5社は共同で駿河台開発特定目的会社を設立。同会社を事業主体として「(仮称)神田駿河台4−6計画」を進めていく。神田駿河台4-6といえば、放物線を描くアーチ橋のデザインが有名な聖橋が付近にある。
地上23階のオフィスビル。立体型の都市広場も。
計画では、当該地区に新たなビジネス拠点となる最先端のオフィスビルを建設する。階数は地下2階・地上23階・塔屋2階。高さは約110m。基準階貸床面積は900坪。大規模地震に備えて中間階免震システムも採用。1、2階には最大600人収容のホールや会議室からなる「(仮称)アカデミックカンファレンスセンター」、地下1階には店舗・サービス施設などの利便施設を設けるという。
立体型の都市広場として「(仮称)タウンゲートプラザ」も築く。広場は地上と地下の2つからなる。聖橋交差点に面した約3,000m2の緑豊かな地上広場と、地下鉄新御茶ノ水駅改札口と接続する約1,4000m2の地下広場だ。地域住民や街を訪れた人達が自由に利用できるオープンスペースとなる。その他、お茶の水の歴史ある景観を楽しめる展望テラスも整備される。
大成建設
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2010/1285640530140.html