神奈川県でマンション販売や賃貸を手がけるリスト(株)が、太陽光発電で電気自動車(EV)などに充電できるシステムを導入したマンションを開発・販売するという。
これまで、太陽光発電システムとEV充電スタンドを個別に導入したものはあるが、両者を備えた物件は国内初めてとのこと。神奈川新聞が伝えている。
この第1弾となるのが、横浜市中区末吉町に着工中の中規模分譲マンション(総戸数72戸、10階建て)で、今月末に発売する予定となっている。
全て太陽光で賄う200ボルト普通充電器で充電
充電システムは、200ボルトの普通充電器を設けた充電スペースで最大4台のEVが同時に充電でき、全て太陽光だけで賄うという。電動アシスト付き自転車にも対応し、このバッテリー充電器も4基備えるとのこと。
いずれも居住者がICカードキーを使って利用する形で、EV充電の電気代は利用者負担となる。自転車については、利用も充電も無料となる予定だ。
同社では、こうした環境性能面の付加価値が重視されるようになってきていることから、今後開発するファミリー向けマンションの大半に、この方式を導入する方針といい、11月末に横浜市青葉区藤が丘で着工のマンション(92戸、7階建て)にも同様のシステムを設ける計画とのこと。
リスト(株)
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