傘下5社を合併、社名変更
住生活グループは1日、傘下のトステム、INAXなど5社を合併して新社名を「LIXIL(リクシル)」に変更することを発表した。
プロ野球の横浜ベイスターズの買収を断念した後の新たなブランド戦略とみられる。
経営資源投入のため
住生活Gは合併について、業務運営体制を効率化するとともに住宅リフォームやアジア市場といった成長分野に経営資源を投入するためとしており、来年4月1日に実施予定だ。
プロ野球への参入については、リクシルの認知度を高めるためにTBSグループが保有している球団株69.2%の大部分を11月をめどに取得する方針だった。
しかし球団の本拠地を横浜のままにするか移転するかなどの条件面の溝を埋められたなかったことで破談となっている。
リクシルの認知度をトステムやINAXと同じレベルまで高めるには400億~500億必要だと試算している。
住生活グループ リリース
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