富士電機とオーエスが共同で商品開発
株式会社オーエス(以下オーエス)と富士電機システムズ株式会社(以下富士電機システムズ)が共同で、持ち運び可能な太陽光発電機を商品開発し販売を開始させた。
製品名と型式は「どこでも発電 モバイルソーラーユニットGSR-110B」。
富士電機システムズが開発した薄くて軽い太陽電池シートと、オーエスのプロジェクタースクリーン巻き取り技術をミックスさせることで製品化に成功。発電機にもかかわらず3kgと軽量で、かつコンパクトなものになっている。発電の場所も選ばない。災害時の情報端末への電源供給を主目的として開発したという。
あわせて屋外イベントやレジャーなどで電源供給のない場所でも利用できるものとなっている。
同製品は既に販売を開始しており、11月19日(金)より出荷される。オープン価格で市場想定では5万円前後になる見込み。
災害・レジャー・屋外イベントでの電源確保に
用途としては、災害時の携帯電話・ラジオ・TV・ノートPC・トランシーバーなどの電源、レジャーシーンではデジカメ・ビデオカメラ・LEDランタンなどの電源、屋外イベントではLED照明・ポータブルDVD・ワイヤレスマイクなどの電源への供給を挙げている。
内蔵バッテリーのフル充電時間は5時間。汎用性の高いDC12Vシガーソケットが付いている。初年度の販売目標は10,000台を掲げている。
富士電機
http://www.fujielectric.co.jp/index.htmlオーエス
http://www.osgroup.co.jp/