ミサワホーム(株)が、最先端の環境技術と日本家屋の伝統的な知恵や工夫などを盛り込むことで、ライフサイクルCO2マイナスを実現するコンセプト住宅「エコフラッグシップモデル」を、東京の同社高井戸本館敷地内に建設し、この10日に公開した。
20年先を見据えた環境技術を組み込んだ住宅!
同モデルには、創エネや省エネ達成だけでなく、同社が20年先を見据えて提案する環境技術が組み込まれ、太陽光を利用してエネルギーを創り出す技術「カスケードソーラーシステム」のほか、蓄電池付きHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)や次世代自動車充電ステーションなどの最新技術を搭載する。
そして同時に、日本家屋の伝統的な知恵や工夫を受け継ぐ設計思想などを建物全体に採り入れることで、将来的な家族構成・使用形態などの変化にも対応できる可変性と心地よく長く住み続けられる快適性を備えながら、ライフサイクルCO2マイナスを実現するとしている。
なお、ソーラーと断熱システムを導入した商品を、平成22年度中に発売する予定で、蓄電池付きHEMSや次世代自動車充電ステーションについては、トヨタホームおよびトヨタグループと協力しながら早期の商品化を目指すという。
「エコフラッグシップモデル」内容
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2010/release101110.pdfミサワホーム
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