10月27日に年収ラボが発表した平成21年度分の民間サラリーマンの平均年収は約406万円で、前年の430万円に比べ24万円(5.5%)も減少しているという。
このデータは、国税庁の「民間給与実態統計調査」に基づき、民間企業で働くサラリーマンや役員、パート従業員の給与を総合したもので、男女別平均年収では、男性が500万円(前年比-33万円、-6.2%)、女性が263万円(同-8万円、-2.9%)とのこと。
平成9年をピークに下降傾向が鮮明!
過去15年間の給与推移(下図)では、平成9年に467万円のピークに達した後、9年連続して減少、19年には一旦増加に転じたものの、20年にはまた減少に転じ、21年には大幅な下げ幅となっている。
これは正にリーマンショックの影響を受けた結果であり、近年では最低の給与水準であることがわかる。
このほか同サイトには、企業別、業界別、資格階層別、勤続年数別、公務員などの区分情報や、統計もグラフで視覚的に分かるようまとめられているので、検討の際の参考になりそうだ。
職業別年収ランキング上位は、パイロット、医師など
また、情報は平成20年度のものになるが、70以上の職業に分類しての職業別平均年収ランキングの TOP5 は、以下となっている。
職業 年収ランキング(平成20年)
1位 1,238万円 パイロット
2位 1,159万円 医師
3位 1,122万円 大学教授
4位 871万円 大学助教授
5位 813万円 警察官
年収ラボ
http://nensyu-labo.com/