台湾のコングロマリットと提携
パナホーム株式会社(以下パナホーム)が11月18日、台湾の大手不動産デベロッパー「新光国際開発」と共同事業展開の合意書を締結したと発表した。
新光国際開発は台湾で有数の複合企業体。新光グループは、繊維・銀行・保険・証券・流通・不動産の企業を有している。2009年のグループ売上高は1兆1353億円に達する。グループ全体の従業員数は約5万人。
台中の高級分譲住宅建設に参加
新光国際開発は現在、台中地域の中心部にも高級分譲住宅建設を進めている。パナホームはそこに設計や内外装デザインに関するノウハウを提供していく。
新光国際開発との共同事業で、台湾での実績を積み上げた段階で、パナホームは住宅建設や不動産開発に必要な免許を取得していくという。その後は自らも開発事業に乗り出していく計画だ。
この共同事業で、パナホームは台湾での新規分譲プロジェクトを立上げ、また新光国際開発に対しては、パナホームの日本における分譲事業に関する情報を提供する。また、新光國際開発から台湾を中心としたアジア地域の不動産開発に関する情報も入手していく。
パナホームでは5年をめどに、台湾事業を100億円規模に育成したい考えだ。
パナホーム・ニュースリリース
http://www.panahome.jp/company/news/release/2010/1118.html新光国際開発
http://www.skic.com.tw/welcome.php