インド国内の自動車顧客満足度でマルチ・スズキが1位
インドにおいて10月29日、2010年インド自動車顧客満足度調査の結果が発表された。結果内容はインド新聞が伝えている。
調査はJ.D. パワー・アジア・パシフィックによるもの。対象はインド市場で販売されている60以上の自動車モデルを新車で購入し、12-24カ月経過した個人ユーザー。有効回答者数は5800人。
正規販売店のアフター・サービスに対し「サービスの質」「車両ピックアップ」「サービス・アドバイザー」「サービス施設」「入庫時対応」の5つの観点から調査した。
マルチ・スズキの1位は11年連続
その結果、企業別ランキングにおいてマルチ・スズキが11年連続の1位となった。マルチ・スズキは日本のスズキ自動車のインド子会社。獲得スコアは849ポイント。以下フィアット(801ポイント)、ホンダ(789ポイント)、ヒュンダイ(785ポイント)、タタ・モーターズ(779 ポイント)トヨタ(777ポイント)、シボレー(771ポイント)、シュコダ(770ポイント)、フォード(749ポイント)と続いている。
インドでは2010年10月の新車販売は約28万台。2カ月連続で月間最多記録を更新。全長4m以下の小型車の売れ行きが特に好調だった。その中でマルチ・スズキの販売台数は約10万7000台。
マルチ・スズキの10月シェアは9月の44%から46%へとさらに拡大した。小型車人気とマルチ・スズキの顧客満足度の高さがあいまって、好調な業績を積み上げている。
J.D. パワー・アジア・パシフィック
http://businesscenter.jdpower.com/news/pressrelease.aspx?ID=2010214インド新聞
http://indonews.jp/2010/11/111-5.html