韓国の大手乳業メーカーと提携
サッポロホールディングスのグループ企業、サッポロインターナショナル株式会社(以下インターナショナル社)は11月12日付で、韓国の大手乳業メーカーであるメイル乳業株式会社(以下メイル乳業社)と、韓国でのビール販売事業で業務提携の合意に達し、同国でのビール販売を本格的に開始することを決めた。
インターナショナル社は2011年には350ml×24本の函換算で30万函を販売する。5年後には150万函まで拡大する計画だ。
メイル乳業社は韓国の大手乳業メーカーで、チーズやチルドカップコーヒーでは同国のシェア1位を誇る。またレストランチェーンなども展開している。メイル乳業社の販売網を通じて同国内のコンビニエンスストア・スーパー・チェーン飲食店へサッポロブランドの商品の販売を推し進めていく。
ベトナムと韓国をアジア展開の拠点に
サッポログループは2009年、ベトナムの国営たばこ会社である「ベトナムたばこ総公社」と合弁会社を現地に設立し、ベトナムでのビール製造販売事業を開始している。
今回の事業計画はそれに続くもので、韓国での事業もベトナムと並ぶアジア展開の拠点として据えていくという。
またメイル乳業社とサッポログループとの間には、食品事業や外食事業などで、シナジー効果を期待できるものが多いことから、将来はビール販売事業以外でも提携を検討していくつもりだ。
サッポロホールディングス
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