不動産専門のデータバンクである(株)東京カンテイは24日、10月の三大都市圏・主要都市別/中古マンション価格を発表した。
首都圏は1.3%上昇の2,996万円で、全域的に安定基調で推移したという。
三大都市圏とも、総じて上昇基調に!
都県別では、千葉県が僅かに0.1%下落したが、他は0.5%程度上昇している。都心部は新築マンションが競合相手のため中古価格は下落基調にあるが、新規分譲が少ない準近郊~郊外にかけては依然として中古物件がニーズの受け皿で、全域的な中古価格推移を下支えしているとのこと。
近畿圏は前月比0.5%上昇の1,813 万円、大阪府は0.3%下落の1,849万円、兵庫県は1.5%上昇の1,821万円だった。7月に物件増加で価格水準を下げて以来、近畿圏や大阪府では横ばいで推移していたが、兵庫県では価格水準を戻しつつある。
また、中部圏は前月比1.1%上昇の1,539万円、愛知県では0.3%上昇の1,580万円となり、築古物件が増加していた静岡県の価格が戻ったことから、中部圏平均も反転上昇となっている。
なお、主要都市別の中古マンション価格は、以下という。
東京23 区;4,324 万円(概ね横ばい)
横浜市;2,710 万円(0.2%上昇、緩やかな上昇基調を維持)
さいたま市;2,149 万円(1.3%下落、前月まで3ヵ月上昇)
千葉市;1,882 万円(1.0%上昇)
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大阪市;2,158 万円(0.4%下落)
神戸市;1,840 万円(1.5%上昇)
名古屋市;1,840 万円(0.5%上昇)
東京カンテイ
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