日興アイ・アールが独自に調査
日興アイ・アール株式会社(以下、日興アイ・アール)が11月29日、全上場企業3682社のホームページを対象とした「2010年度全上場企業ホームページ充実度ランキング」を発表した。調査の基準は「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の3つの視点で設定した135の項目。
それによると株式会社東芝が全上場企業総合ランキングで1位を獲得。東芝は3年連続での1位となった。また新興市場ランキングの1位はフィールズ株式会社。
上場企業の情報開示への意識を高めるのが狙い
同ランキングは全上場企業の、情報開示に対する意識醸成の促進などを目的としているという。ホームページは個人投資家に配慮した分かりやすさや使いやすさを備えているか、株式・ガバナンス・イベント情報などの情報は充実しているかなどをチェック項目として掲げている。
全上場企業総合ランキングの上位10社は次の通り。
1 株式会社東芝
2 株式会社NTTドコモ
3 株式会社カプコン
4 KDDI株式会社
5 富士フイルムホールディングス株式会社
6 東京ガス株式会社
7 株式会社ベネッセホールディングス
8 TDK株式会社
9 ミネベア株式会社
10 日本電気株式会社
トップ10には情報通信業や電気機器の企業が多くランクインした。
なお同ランキングは2003年度に開始し今年で8回目。対象企業は2010年5月末時点での全上場企業3682社。2010年10 月末時点で上場廃止となった企業と外国企業は除いている。調査対象は対象企業のコーポレートサイトで商用サイトは含まない。調査期間は2010年8月から2010年10月まで。
日興アイ・アール株式会社
http://www.nikkoir.co.jp/topics/2010/20101129_nkir_press.pdf※参考
株式会社東芝
http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm※参考
フィールズ株式会社
http://www.fields.biz/