シンガポールをアジア地域での拠点とする
株式会社電通(以下電通)がシンガポールに新会社「電通スポーツアジア」を設立し、12月2日から営業を開始した。設立の目的はアジア地域におけるスポーツビジネスの強化と拡大。
電通が既に保有する世界陸上、世界水泳、アジア大会、東アジアサッカー選手権の権利をアジアで販売する。また、アジア地域での国際スポーツイベントの企画・招致も行い、アジアでのスポーツビジネス全般の開拓をめざす。
(写真はイメージ)
ロンドン・ニューヨークについで3拠点目
電通はスポーツコンテンツを国際的に事業展開すべく、世界の主要地域に営業拠点を設置してきた。2007年9月には「電通スポーツヨーロッパ」をロンドンに、2009年7月には「電通スポーツアメリカ」をニューヨークに、それぞれ設立している。
今回の「電通スポーツアジア」の設立によってスポーツビジネスの国際的な体制が整う。
電通スポーツアジアは電通が100%出資。登記完了日は2010年9月22日。資本金は150万シンガポールドル(約9800万円)。
電通
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2010/pdf/2010117-1202.pdf