(株)山善/住設建材部 は、太陽光発電システム(ソーラーパネル)見積りサイト「イエソラ」にて、日照不足を補償する「イエソラ日照補償サービス」を12月1日より開始した。
発電不足を最大5万円まで補償するサービス提供
ソーラーシステムを導入しても、台風や長雨などで日照時間が不足すれば発電量も低下するが、そんな自然現象が原因の発電不足を補償するサービスとしてスタートさせたもの。
同サービスは、イエソラ・サイトから見積依頼をし、サイトの加盟店から太陽光発電を購入した顧客全員に無償で提供するとのこと。
この内容は、地域の日照時間実績から設定した日照基準時間に対し、これを下回った場合に、日照不足時間1時間当たり100円の補償金を、年間で最大500時間(5万円)支払うというもの(ただし年間30時間=3,000円未満の場合は除く)。
なお同社では、この保証期間は5年間で、サービス対象期間を2011年11月30日までとしている。
損保ジャパンの「天候デリバティブ」が基点に
もともと、こうした保障サービスは、損保ジャパンが高島(株)などと5年ほど前から開始した「天候デリバティブ」と呼ばれる契約がベース。ソーラーシステムを高額で購入したものの天候不順でメリットが得られないといったことを、設置業者側がリスクサポートするというわけだが、エコを旗印にますます競争が激しくなってきているようだ。
ソーラーサイト「イエソラ」
http://www.ienogu.jp/(株)山善
http://www.yamazen.jp/japanese高島(株)
http://www.tak.co.jp/「天候デリバティブ」(損保ジャパン)
http://daily-ondanka.com/partnership/ichioshi/pop_id23.html?width=645&height=480