ダンロップとトーヨータイヤのトラック用タイヤなど
ダンロップの住友ゴム工業株式会社(以下住友ゴム)とトーヨータイヤの東洋ゴム工業株式会社(以下東洋ゴム)がともに、自社のタイヤ製品の値上げを発表した。
住友ゴム(ダンロップ)が12月10日に発表したニュースリリースによると、対象品目は国内市販用トラック・バス用タイヤ。実施時期は2011年3月1日。値上げ率は平均7%。
東洋ゴム(トーヨータイヤ)も12月13日に値上げを発表。対象品目は、国内市販用トーヨータイヤの建設車両用、産業車両用、トラック・バス用及び一部ライト・トラック用タイヤ。実施時期は2011年3月1日の出荷分から。値上げ率は平均7.0%。
(画像はイメージ)
原料である天然ゴムの高騰、合成ゴムの高値推移などが原因
タイヤの原料である天然ゴムは今年9月に史上最高値を更新し、その後も高騰を続けている。天然ゴム以外の原材料である合成ゴム・カ-ボンブラックなども高値圏で推移している。そのため、両社は今回の価格改定に踏み切った。
住友ゴム
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2010/sri/2010_097.html東洋ゴム
http://www.toyo-rubber.co.jp/news/2010/101213.html