NTTドコモは24日、次世代高速通信技術「LTE」を使ったサービス「Xi」(クロッシィ)を東京、名古屋、大阪の3大都市圏でスタート、これに対応するUSBデータ通信端末「L-02C」をあわせて発売した。
データ通信速度が格段に高まるため、動画などがより快適に楽しめるようになるという。
<写真は「L-02C」のシルバー(左)とレッド(右)>
光回線並みのスピードと常時接続に近い快適さ
Xi は、新しい通信方式LTEを採用したことにより、受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの高速データ通信が可能となり、光回線並みのスピードと常時接続に近い短時間アクセスで、ブロードバンドの送受信ができる。
サービスの開始時は、通信可能エリアが東名阪の一部地域に限られるため、現行の通信方式「FOMA」も併用してカバーすることになり、この通信速度は受信時最大7.2Mbps、送信時最大5.7Mbpsとなる。
同社では、2011年度中に全国の県庁所在地に、また12年度中に全国の主要都市へと順次拡大していくとしている。なお、L-02C はWORLD WING(3G+GPRS)に対応しているため、海外でもパケット通信を利用できる。
2012年4月末まで割引キャンペーン
料金プランは、2年契約の場合、5ギガまでは上限が6,510円で、これを超えると追加料金がかかる。また2012年4月末まで、2年契約での上限額が一律4,935円のキャンペーンを行うという。
なお11年度後半には、LTEに対応するスマートフォンを投入する予定とのことだ。
「L-02C」
http://www.nttdocomo.co.jp/product/data/l02c/index.htmlNTTドコモ
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