東京スカイツリーを中心とした業平橋押上地区開発計画“タワーのある街”の建設を進めている東武グループは27日、スカイツリーを含む施設全体の名称を「東京スカイツリータウン」、商業施設の名称を「東京ソラマチ」、オフィス施設の名称を「東京スカイツリーイーストタワー」に決定したと発表した。
スカイツリー周辺に、約300店の専門店で構成される商業施設のほか、オフィス、教育関連施設、水族館、ドームシアターといった集客施設も兼ね備えた計画。東武は、これらの名称が広く親しまれ“タワーのある街”が日本と東京のランドマークに相応しい街となるよう、2012年春の開業に向け取り組む。
新商業施設名「東京ソラマチ」は”空の街”から
施設全体の名称としての「東京スカイツリータウン」は、「タワーのある街」をシンプルにわかりやすく表現したもの。
また、地上31階・地下7階の商業施設名を「東京ソラマチ」として、”空の街”であることを表現している。親しみの持てる日本語名称で、“伝統の下町文化が根付く街であること”、“商業施設の名称としてこれまでにない斬新さ”を両立させたという。
このロゴマーク(略)は、人と人、伝統と最先端など、新しいつながりが一つの大きな輪を作っていくイメージを、空が持つ様々な色彩を使って表現、「新しい下町」の活気やにぎわいを感じさせる輪の中には無限の可能性があり、そのスケール感と広がりを、輪が包み込む「豊かな空白」として表現したとのこと。
オフィス施設は、「東京スカイツリーイーストタワー」とし、“東京スカイツリーの足元に立地するシンボル性”と“当計画のコンセプトの「Rising East」の思想“を取り入れ、計画に相応しい名称としている。
なお、東武は本年9月時点で、計画施設全体の効率的・一体的な管理運営の実施を目的に、新たに専門の管理運営会社を設立しており、この概要は以下という。
<管理運営会社概要>
1 商 号 東武タウンソラマチ株式会社
2 所在地 東京都墨田区押上二丁目18番12号
3 資本金 1千万円(全額東武鉄道出資)
4 代表者 代表取締役 戸澤 隆夫
(東武鉄道(株)取締役賃貸事業統括本部副本部長)
5 設 立 2010年9月29日
さらに東武は同日、2012年春予定で伊勢崎線業平橋駅の駅名を「とうきょうスカイツリー」に改称、あわせて駅のリニューアルも実施するとしている。
「東京スカイツリーのある街」名称決定
http://www.tobu.co.jp/file/3113/101227_2.pdf東武鉄道
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