デジタル生活応援サイト「BCNランキング」が14日、2010年12月の携帯電話ランキングを発表、スマートフォン人気が強く、特にAndroid搭載スマートフォンが4位までを独占したという。
これには、根強い人気をもつiPhoneと、10月から12月にかけて続々と発売されたAndroid搭載スマートフォンがその原動力となっている。
2010年12月の携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの割合は、11月の35.5%から12.6ポイント増の48.1%まで上昇し、いよいよ本格的な普及期に入ったといえそうだ。
ドコモが好調。4位までがAndroid搭載機種に
全キャリア合算した携帯電話全体(SIMフリー端末を含む)の販売台数ランキング(ベスト5は下記)では、NTTドコモのスマートフォンが1・2・4位を占め、前月1位だったKDDI(au)のスマートフォンが3位に後退、4位までがAndroid搭載機種となった。
これら新製品に押し出される格好で、前月2位・3位だった「iPhone 4」の32GBモデルが5位、同16GBモデルが6位にダウンしたが、32GBモデルと16GBモデルを合算すると、1位の「GALAXY S」を0.7ポイント上回っている。しかし発売当初(7-8月)のような勢いはないよう。
なお1位の「GALAXY S」は、「IS03」など国内メーカー製の最新スマートフォンと異なり、「ワンセグ」や「おサイフケータイ」など、日本の携帯電話ではならではの便利な機能には対応していないが、OSにAndroid 2.2を搭載し、画面がきれい、動作が速いなど、ユーザーからはおおむね高い評価を得ているようだ。
<2010年12月の携帯電話販売台数ランキング ベスト5>
順位 キャリア メーカー 品名・型番 タイプ 発売年/月
1 ドコモ サムスン電 GALAXY S SC-02B スマートフォン 10/10
2 ドコモ シャープ LYNX 3D SH-03C スマートフォン 10/12
3 au シャープ IS03 スマートフォン 10/11
4 ドコモ 富士通東芝 REGZA Phone T-01C スマートフォン 10/12
5 SoftBank アップル iPhone 4 32GB スマートフォン 10/06
「BCNランキング」
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