トヨタ自動車は12日、高級車ブランド「レクサス」のハイブリッド車「CT200h」を発売した。レクサスでは初のハッチバックで、全長約4.3mのコンパクトボディに、排気量もレクサス最小の1800ccとなる。
34km/Lの低燃費と低価格・高安全性を実現!
ガソリン1リットルあたり34キロと優れた燃費を達成し、これまで最も良い燃費だったHS250hの23キロを大きく上回るとともに、価格も最低価格が395万円のHSより40万円安く設定、レクサスでは最廉価の355万円からとなる。
スポーティーな走りや、省エネのエコ運転など3タイプの走行を楽しめる装置を搭載するなど、走行性も重視。安全面では、低走行時の接近を歩行者に音で知らせる「車両接近通報装置」を標準装備している。
また衝撃吸収ボディ、高強度キャビンとともに、新開発のむち打ち傷害軽減シートや8個のSRSエアバッグの採用など、クラストップレベルの安全性能を実現。JNCAP(日本)、IIHS(米国)、EuroNCAP(欧州)などで最高評価を目指すという。
国内のみならず海外へも順次発売、レクサスの看板に
同社では、ダイナミックでスポーティなスタイルを兼ね備えた「乗って走って楽しい」時間と空間を提供するとし、30~40代層もターゲットとして高級小型車のニーズを掘り起こし、伸び悩むレクサス販売のてこ入れを目指す狙いだ。
なお同車は、トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)でにて生産し、国内販売目標を月間1,500台とするほか、北米や欧州でも2月から順次発売し、海外では月間5,300台の販売を見込んでいる。
発表記事
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/11/01/nt11_002.htmlトヨタ自動車
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