米アップルは2日、タブレット型PC「iPad(アイパッド)」の次世代モデル「iPad2」を発表した。
かねてより新型機のうわさがあったが、病気治療で休養していたスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)によって発表されたもの。
すべてに渡って機能が向上。価格は前機と同じで
iPad2は、新デュアルコアCPU「A5」の搭載により、処理能力は従来機の約9倍に向上。本体の厚みは僅か8.8mmとなり、iPadより30%以上薄く、iPhone4の9.3mmよりも薄くなった。そして本体の重さは、iPadの約680gから約590gへと軽量化している。
iPad2にはカメラが2つ搭載され、TV会議システム「Face Time」にも対応する。バッテリーの駆動時間は、前機種と変わらず約10時間という。本体のカラーは、ブラックとホワイトの2色があるほか、専用カバー「Smart Cover」には全10色があり、このカバーはドックとしてiPadを立てて使うことも出来るもの。
価格は、3月11日に発表の米国では、16GBモデルが499ドルから、3G対応モデルが629ドルから。また日本を含む26カ国では、3月25日に発売されるとのこと。
アップルの新型機登場で、タブレット型PCの市場はさらなる活況が予想される。
アップルジャパン
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