(財)九州経済調査協会は23日、2011年版九州経済白書を刊行したと発表した。今回のテーマは、「
訪日外国人観光(インバウンド)の新段階」としてまとめている。
刊行した白書の販売と、各地での無料説明会開催が
同書では、作年の九州・山口への訪日外国人数が3年ぶりに100万人を突破し、うちアジアの人々の比率が9割を超えるなど、本格的な「九州アジアインバウンド時代」が到来しており、これによる経済波及効果は現状で1,512億円に達していて、約1万7500人の雇用創出効果を生んでいると試算している。
そして今後は、九州は地理的にアジアに近い強みを生かし、アジアの「安・近・短」旅行の受け入れ拠点を目指すべとし、アジア経済の成長とともに九州の「成長産業の柱」になると位置付ける。
なおこの白書は、2月24日発行のA4版・131頁で、税込定価は3,150円(会員価格:2,625円、税込)となっている。また、この刊行に際し、九州・沖縄・山口の各県12会場で説明会(無料)を開催するとのこと。白書の購入および説明会は、下記リンクから。
「2011年版九州経済白書」内容案内
http://www.kerc.or.jp/report/2011/02/2011_2.php「2011年版九州経済白書」説明会案内
http://www.kerc.or.jp/seminar/2010/2011.php(財)九州経済調査協会
http://www.kerc.or.jp/