日本経団連新会長に住友化学の米倉氏
27日に行われた日本経団連の定時総会で、12代会長に住友化学の米倉弘昌会長が選任され、新体制がスタートした。100年に1度の不景気といわれ、淀みきった日本経済に新しい風穴を開けられるか。
米倉会長は就任あいさつで「民間活力による日本経済の再生・復活に全力を挙げる」と抱負を述べた。
経団連の戦略-中国・アジア諸国との連携に注力
GDPの成長率著しい中国に、様々な分野において切っても切れない関係となったアジア諸国。日本経済の将来を左右する各国との連携を強化するため、経団連は国内の人材育成などを主眼に置いた三業界独自の経済成長戦略を今夏をめどにまとめる方針。
米倉会長は日本産業を代表する立場から、企業の活性化が日本経済浮上の足がかりとなるとの認識を強調した。
日本経済団体連合会
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