ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン(株)は18日、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店での電動アシスト自転車の販売動向を発表した。
通勤・通学手段として、震災以降はさらに需要が拡大
これによると、ガソリンが不要で子供を乗せることもできる電動アシスト自転車の販売は、エコや節約志向にも後押しされ右肩上がりで推移してきたが、東日本大震災直後、通勤・通学の手段としての需要が短期間で急速に拡大しているという。
3月第3週(3月14日~20日)の販売台数は、1月第2週(1月3日~10日)の約2.8倍となった。その後は落ち着いているが、自転車の最大需要期である新学期を迎えていることもあり、引き続き高水準で推移している。
市場での販売モデル数も今年に入って急拡大し、消費者の選択肢が広がっていることも購入を促していると推測され、移動手段として幅広い層に拡大しつつあるようだ。
価格はやや高いが、一度乗るとリピーター化
電動アシスト自転車の平均価格は8万5千円前後と、今のところ手軽に購入できる製品とは言い難いものの、「一度乗ると、一般の自転車には戻れなくなる」といわれ、高いリピート購入が見込める商材とされる。
同社では、この商材特性の認知は購入者層が増えるに連れ広まって行くことから、同市場は底固い必需をベースに今後も着実な成長が見込まれるとしている。
なお電動アシスト自転車以外に、燃費のよい小型バイク(電動含む)の需要も同様に増加しているようだ。
ジーエフケー・ジャパン(株)
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