LED電球販売が急増、4月2週は金額で7割にも！-GｆK調査

ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(株)は、家電量販店店頭におけるLED電球の販売動向を発表した。

　　　＜図はGfK社より＞

これによると、3月中旬以降のLED電球販売は急速な伸展をみせ、4月第2週の全電球に占めるLED電球の構成比は、数量で27.1%、金額で67.0%と、ともに過去最高を記録したという。

中でも関東・甲信越地区の需要が特に高く、前年比数量で182.1%増と全国水準を大きく上回っている。

同社はこの背景に、東日本大震災以降の計画停電などで消費者の節電意識が高まり、白熱電球に比べ消費電力が少ないLED電球への切替需要が高まったと推測する。またLED電球をエコポイントを利用して購入する場合、必要ポイント数が購入金額の半分で済むことも、購入気運につながっているようだ。

地区別の販売動向では、計画停電が実施された関東・甲信越での需要が特に高く、4月第2週のLED電球の数量前年比は182.1%増と全国の同120.4%増を大きく上回る結果となったことも、前記意識の裏付けとみられる。

同社ではまた、参入メーカーの増加やラインアップの拡充、消費者の節電意識の高まりから、今後もLED電球市場は拡大する見込みとしている。




ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(株)
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