中部電力は21日、自社ホームページ(HP)で電力の需給状況を事前に伝える「でんき予報」を、27日から始めると発表した。同様に電力事情の逼迫している東京電力と東北電力に続くもの。
同社は、政府要請を受け浜岡原子力発電所の全号機停止をしている。このため、予想される厳しい電力需給に対応するため、さまざまな対策を講じるものの十分な供給力確保ができていず、厳しい需給状況が継続する見込み。
日に2回更新の「でんき予報」、開始は6月27日から
このため同社では、電力需要がピークとなる夏季、特に月曜日から水曜日の平日昼間時間帯(13時から16時)が極めて厳しい状況になると予想し、需給状況などを分かりやすく伝える『中部電力でんき予報』をユーザーの節電協力に活用してほしいとしている。
なお、実施期間は6月27日(月)から9月30日(金)を予定し、毎日18時を目途に「イラストによる需給予報」「翌日のピーク時供給力および予想最大電力」などを掲載、翌日8時を目途に最新の情報に更新するとしている。
このほか、当日および前週同曜日の電力使用実績(1時間平均の電力需要)を「実績グラフ」としてサイト(URLは下記にリンク)に表示するという。
中部電力発表内容
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3158928_6926.html『中部電力でんき予報』(27日より公開開始)
http://denki-yoho.chuden.jp/ 中部電力(株)
http://www.chuden.co.jp/