シチズン時計(株)は、世界で初めて人工衛星から時刻情報を受信するシステムを搭載した時計「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ」を、9月上旬に発売する。
地球上どこでも正確な時間を表示する革新的技術搭載
電波時計が、最大で日本、中国、アメリカ、ヨーロッパの世界4エリアでの受信に対し、人工衛星を用いることで全世界で受信が可能になり、ムーブメントに内蔵されたアンテナが、人工衛星から送信される時刻情報を受信、これに基づき時刻とカレンダーの自動修正を行う。地球上どこにいても正確な時間を表示する新しいシステムとのこと。
同社は、1976年に世界初のアナログ式太陽光発電時計を発売、1993年には世界初の多局受信型電波時計を発売など、最先端の技術を開発してきており、同時計はこの流れを汲んだ次世代の革新的技術を搭載するとしている。
この開発は約20年前から構想を進め、本格開発は4年前からで、消費電力の多い受信システムの省電力化に成功、光発電での商品化を実現したもの。またプロダクトポリシーである「技術と美の融合」のもと、革新的な技術と美の象徴であるデザインを融合させて発売に至ったという。
なお、メーカー希望小売価格は¥336,000(税込)で、限定990個を世界で販売する。
発表内容
http://www.citizen.co.jp/release/11/110615sw.htmlシチズン時計(株)
http://www.citizen.co.jp/index.html