NEC、プリンタ・複合機の省エネ・コスト減に寄与する統合管理ソフトを発売

NECは、統合印刷管理ソフトウェア「WebSAM PrintCenter V」を21日から発売する。これは、企業内でのプリンタ・複合機の消費電力や消耗品の利用状況などを、メーカー・機種を問わず“見える化”することで、オフィスの省エネ化の促進と運用コストの削減を支援するもの。


サーバー上の同ソフトが、ネットワークに接続されている各プリンタ・複合機から各社共通の標準情報を収集することで、メーカー・機種を問わず、消費電力や消耗品（用紙・トナー）の利用状況などを統合管理することが可能という。

このため、メーカー毎の管理ツールで個別に収集した情報を人手で集計することなく、部門単位から企業全体まで印刷利用状況を容易に把握することが可能で、管理者の運用負荷を軽減できる。

また、プリンタ・複合機の最適配置を支援収集したプリンタ・複合機や消耗品に関する各種情報を可視化し、グラフ／レポートとして出力可能なことから、機器の利用実態の把握が容易となり、余剰機器の撤去や高速プリンタ・複合機への集約などの最適配置を支援するとしている。

さらに、個人および部門単位で印刷履歴を記録・管理するため、漏えいし易い紙媒体からの情報漏えいや、業務と無関係な文書等の無駄な印刷の抑止効果が期待できる。

新製品の希望小売価格は、基本構成（プリンタ50台の統合管理）で1,081,000円（税別）から。出荷の開始は7月29日の予定としている。

同社は、官公庁や独立行政法人での「環境配慮契約法」によって、OA機器を調達する前に設置台数や利用状況等の実態調査を実施することが義務付けられ、また企業でも印刷物に対するセキュリティ強化のニーズが高まっているため、これらに応える製品としている。




「WebSAM PrintCenter V」の運用イメージ
http://www.nec.co.jp/middle/WebSAM/products/PrintCenter_V/

新製品に関する情報
http://www.nec.co.jp/WebSAM/PrintCenter_V/

NEC
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