日本マイクロソフト(株)は16日、Windows Internet Explorer 9(IE9)の自動更新を、6月21日より順次開始すると発表した。IE9は、高速かつ信頼性の高い Web ブラウジング環境を提供するもので、ユーザーのブラウジング環境がより安全な最新の状態となるとしている。
日本以外の主要国では、すでに4月19日から自動更新が開始されており、東日本大震災の影響を考慮して日本での配信を延期していたもの。
サポートバージョンに順次案内通知、選択にて更新
IE9は、32ビット版と64ビット版の Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Vista、および Windows Server 2008 に対応している。
IE9への自動更新は、インストールの準備が整うと Windows Update か Microsoft Update を通じてデスクトップにバルーンによる通知が行われ、ここでユーザーは、“インストールする”“インストールしない”“後で確認する”の3つのオプションから選択することになる。
“インストールする”を選ぶとIE9が自動でインストールされ、お気に入りや検索設定、互換ツールバーなども引き継がれる。なお、組織の都合などで自動更新を遅らせたい場合は、これをブロックする必要があり、この方法も同社のサイトにて説明している。
IE9の自動更新に関する発表内容
http://technet.microsoft.com/ja-jp/ie/gg615599Windowsダウンロードサイト
http://windows.microsoft.com/ja-JP/internet-explorer/downloads/ie日本マイクロソフト(株)
http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx