シャープは12日、水で焼く「ウォーターヒート技術」を搭載した「AX-PX2」などヘルシオオーブンシリーズ4機種を、8月25日に発売すると発表した。
カルシウムなど摂取し易く、健康調理の幅を拡大
AX-PX2 では、100℃以上の過熱水蒸気による「脱油」「減塩」「ビタミンC保存」などの健康調理に加え、新たに、さんまやいわしなどの魚を骨まで柔らかく調理する「骨まで柔らか」機能を搭載する。このため、不足しがちなカルシウムが摂りやすくなるという。
さらに70℃~95℃の水蒸気による「ソフト蒸し」機能により、鶏肉に多く含まれ疲労回復に有効とされる「イミダゾールジペプチド」を、蒸し器での調理と比較して約11%多く保持が可能で、健康調理の幅をさらに広げている。
写真やメモの登録、複数食材の同時調理も可能に
このほか、携帯電話やスマートフォンで撮影した料理写真を赤外線通信で本体に送信し、手書きのメニュータイトルと加熱条件を登録できる「マイヘルシオ」機能を搭載しているため、いつでも呼び出して調理することができる。
さらに、新開発ヘルシオエンジン採用機種では、過熱水蒸気の発生効率を高めたことで、従来より調理時間の短縮を実現するほか、複数の食品や食材を同時に調理できる「セットメニューも搭載している。このため、一品ごとにかけていた手間と時間を節約することができ、家事に余裕が出るとしている。
発表記事
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110712-a.htmlシャープ(株)
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