リクルートの旅行部門であるエイビーロードは20日、海外渡航者を対象に行った「エアライン満足度2011」調査の結果を発表した。
これによると、アラブ首長国連邦の「エミレーツ航空」が総合満足度を含む4部門で1位となり、過去3年間トップだった「シンガポール航空」を僅差で抜いたとのこと。
エミレーツが総合と3部門首位。シンガポール・ANAも
部門別の1位は、エミレーツが「航空機材・設備」「機内食」「機内エンターテインメント」の3部門を占め、また「客室乗務員の接客サービス」では、やはり「シンガポール航空」が獲得している。なお、「空港内の職員接客サービス」部門では「ANA」が前回の6位から大きくランクアップし1位となったのが注目される。
全体として、ハード面(機材などの投資に関わるもの)では改善傾向にあるが、ソフト面(接客や機内食サービス)はやや低下傾向にあるという。
なお調査は前年に続くもので、2010年の海外旅行経験者に対し5月末にネットによるアンケートを行っている。回答の集計は、6000人強の中から対象40社のエアライン利用者各100人分を抽出したもの。
航空会社満足度 総合ランキング【()内は前年】
1 エミレーツ航空(2)
2 シンガポール航空(1)
3 ANA(4)
4 ヴァージンアトランティック航空(7)
5 スイスインターナショナルエアラインズ(7)
6 JALウェイズ(13)
7 カタール航空(9)
8 アシアナ航空(18)
9 マレーシア航空(14)
10 フィンランド航空(8)
発表記事
http://www.recruit.jp/news_data/data/travel_gourmet/20110720.pdf(株)リクルート
http://www.recruit.jp/