小容量の照明増で20W以下一律から10W以下を新設
東京電力は12日、これまで20ワット以下が一律の料金区分だった「定額電灯」と「公衆街路灯A」に対し、新たに低料金となる10ワット以下の区分を設けた料金体系とすることを、経済産業大臣に認可申請をしたと発表した。
省エネ・節電への関心の高まりからLEDや有機ELといった高効率で小容量の照明の開発・転換が進みつつあるため、これに呼応する形で供給側としても支援することとなる。
対象となるのは、ビルなどに設置される看板灯やアパートの共用灯などの定額電灯と、街路灯・交通信号灯といった公衆街路灯Aに該当するもの。
10W以下料金適用で約30%安く。12月1日から予定
新しい区分での契約料金は、定額電灯の場合、これまでの20ワット以下1灯が月額121.26円だったものが、12月1日から新設の10ワット以下適用料金では月額84.78円となり、約30%安くなる。
なお関西電力など、ほかの電力会社でも同様の申請を行っており、同様に料金の低減が図られることとなる。
東京電力発表
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11091202-j.html関西電力発表
http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/0912-1j.html東京電力(株)
http://www.tepco.co.jp/index-j.html