14年間にわたる良好な運用成績
投資信託のフィデリティ投信株式会社は22日、同社の取り扱う「フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド」[Aコース(為替ヘッジ付き)/Bコース(為替ヘッジなし)]に、20日付で新たに愛称「悠々債券」を付与したことを発表し、ニュースレターを公開した。
この愛称付与は、先日の決定時にすでに発表されていたものだが、あらためて正式に付与されたことが報告された。同ファンドは、約14年間にわたり良好な運用実績を上げてきており、悠々と時間をかけながら資産をしっかりと育てていく役割を担っていることから、「悠々債券」という名もふさわしいとしている。
愛称の付与も投資家の注目を集め始めたことから決定されたといい、たしかにその堅実なパフォーマンスは注目のファンドといえるだろう。
(ニュースレターより参考グラフ資料)
PR活動もさらに強化へ
悠々債券は、性格の異なる世界の社債や国債を組み合わせて投資することにより、リスク分散を図りながら、利息等収入の確保とともに値上がり益の追求を目指している。
1998年9月の設定以降のAコースにおける累積投資額推移をみると、着実に上昇を重ねており、為替変動リスクを回避することで、円高の影響をおさえつつ、長期にわたる高いパフォーマンスをあげている。
(ニュースレターより参考グラフ資料)
設定来で年率2.9%、過去10年で年率4.1%、3年で年率6.7%と運用実績良好であることから、昨今、ファンドへの資金流入も続いており、2012年10月19日時点で純資産総額は約57億円となっている。これは年初時点と比べて6倍弱の増加であり、大きな伸びといえる。
フィデリティ投信では、今後同ファンドの愛称付与を機に、よりPR活動を強化していくとしており、情報発信を積極的に行っていく方針だ。
フィデリティ投信株式会社 ニュースレター
http://www.fidelity.co.jp/fij/news/pdf/20121022.pdfフィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド Aコース/Bコース
ファンド情報
http://www.fidelity.co.jp/fij/fund/sif_1.html