為替変動リスクがなく、預金よりも高めの利回りが望める
日興アセットマネジメントが運用する、「日本公共債ファンド2020 愛称:ふるさと紀行2020」の利回りは、2012年10月12日時点で0.53%となった。10月18日付けでの基準価額は10393円、純資産総額は5461百万円。
日本各地の地方債に投資をするため、為替変動のリスクがなく、預金金利と比較すると相対的に利回りが高いことが魅力の「「日本公共債ファンド2020」。資料に書かれたかわいいキャラクターは「あつ丸くん」。全国を行脚して、日本各地の地方債を集めてくる飛脚だ。
2012年9月28日付のマンスリーレポートに記載されている公社債組み入れ上位銘柄は、平成22年度第1回大阪市公募公債、同神戸市公募公債、同福岡県公募公債などまさに日本全国の地方自治体。
スローファンドの提案
日本公共債ファンド2020について、商品企画部の吉岡氏は
償還が決まっている国債に投資するように、または満期のある預貯金に預けるような感覚で投資でき、新たな運用先としてご検討いただけるようなファンドを開発できないかということでこの商品の企画がスタートしました。個人向け国債に投資をしていたり、銀行の預金にお金を預けている人は、リスクを取ることに慎重な人も多いだろうと考えました。そこで、「預金金利と比較して相対的に利回りが高い」、「価格変動が小さく、安定的な収益が見込める」、「為替の影響を受けない」などをポイントとし、投資先を探していくことにしました。そこで目を付けたのが地方債でした。
と述べている。
日本公共債ファンド2020は、日興アセットマネジメント社が提案するスローファンドのうちのひとつ。値動きの幅が小さく、値動きが世界経済や為替市場の変動に左右されにくい。大きく上昇することはなくても、心安らかに運用を期待したい、という声に答えて企画されたファンドだ。
前出の吉岡氏も、
リスクを抑えながら、安定的な収益の確保をめざすファンドですので、なるべくリスクは取りたくない、でも預金の金利ではもの足りないとお考えの方にご検討いただきたいファンドです。
とその魅力を語っている。
日本公共債ファンド2020
http://www.nikkoam.com/products/detail/341339/characterスローファンドのススメ
http://www.nikkoam.com/products/fund/slow-fund