世界の公益株に投資する2ファンドの販売を開始
株式会社ゆうちょ銀行は4月6日より、ピクテ投信投資顧問株式会社が運用する追加型投資信託「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(以下、グロイン毎月)および「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)」(以下、グロイン1年)の2ファンドの販売を開始した。
両ファンドとも、世界の電力・ガス・水道などの公益企業が発行する株式の中から配当利回りの高い銘柄に分散投資する商品で、4月6日現在の販売会社はグロイン毎月が84社(証券会社:29社、銀行:55行)、グロイン1年が35社(証券会社:18社、銀行:17行)となっている。決算日はグロイン毎月が毎月10日、グロイン1年が毎年8月10日で、信託期間は両ファンドとも無期限だ。
また、運用は両ファンドともファンド・オブ・ファンズ方式で行われる。ルクセンブルグ籍外国証券投資信託「グローバル・ユーティリティーズ・エクイティ・ファンド」(円建て)を通して高配当利回りの世界の公益株に投資する他、「ショートタームMMF EUD」(ユーロ建て)を通して、短期金融商品等にも投資が行われる。
運用開始から今年で満10年。純資産総額は約9,905億円
純資産総額が約9,905億円(2015年4月3日現在)のグロイン毎月は2005年2月28日の運用開始から今年で満10年を迎えた。日本最大級の株式ファンドとして、現在でも販売会社数が増加傾向にある。
ピクテ投信投資顧問株式会社は日本最大規模の店舗数を持つ株式会社ゆうちょ銀行で2ファンドの取り扱いを開始することにより、投資家への国際分散投資の機会提供をさらに促進していくとしている。
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