一億人の投信大賞2017が決定し、公募株式投信5705本から118本が選定された。
長期で資産形成の推進
同賞は、2013年から開催。翌年からスタートするNISAで、投資信託への関心が高まっている機運に、「普通の人が普通に長期投資で資産形成をする」ために、優れた投信を探すことを目的に始まった。
これまでの預貯金だけから、株式・債券などの投資に資産形成を考えている人たちの参考になるよう、同賞の選考基準を設け、前年10月末時点で、基準月末純資産30億円未満を除外、運用実績3年未満のものを除外、シャープレシオが高いもの、資金流出入の標準偏差が小さいものなど15項目にわたる。
国内株式、外国株式、新興国株式の主要3部門に、国内債券、外国債券、国内REITなどその他13部門に分け、1~3位まで選定している。
各部門の1位ファンド
国内株式部門は日興アセットマネジメントの年金積立 Jグロース、外国株式部門はクローバー・アセットマネジメントのコドモファンド、新興国株式部門は野村アセットマネジメントの野村インデックスファンド・新興国株式。
その他では、国内債券部門は三井住友トラスト・アセットマネジメントのSMT 国内債券インデックス・オープン、外国債券部門は三菱UFJ国際投信の三菱UFJ 海外債券オープンとなっている。