㈱SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人)は、口座開設までに時間を要するNISAを、「簡易NISA口座開設」により速やかに開始できるサービスをスタートさせた。
翌年1月から対応
一定期間、投資から得た利益が非課税となるNISAは、税務署への申請の都合上、これまで口座開設に3週間程かかっていた。
同社は、NISAの非課税期間を有効活用したいとの顧客の要望を受け、2019年1月から始まる「簡易NISA口座開設」制度に対応することとした。
このサービスは、金融庁による「家計の安定的な資産形成の実現」を目的とした「NISA等の利便性向上・充実」の一環。税務署での確認手続き前に、NISA口座を開設できる仕組みとなり、最短2営業日程度で口座開設が完了する。
必要書類のWEB提出も可能に
対象の口座は、NISA口座(非課税管理勘定)、つみたてNISA口座(累積投資勘定)で、口座開設書類の受取と必要書類の返送については、WEB提出も翌年1月中旬頃にリリース予定している。
同社のNISA口座開設数は今年9月末現在で約130万となっており、「今後も『業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス』を提供するべく、魅力的な投資商品・サービスの提供に努めてまいります」と話している。