楽天証券株式会社は、昨年末時点で口座数が約376万口座となった。そのうち2019年中の新規口座は約75万口座で、これは業界最多の数であった。
個人投資家向けのサービス充実
同社は、日本初のオンライン専業証券会社として1999年に開業。同年に国内株式をはじめ投資信託、外国株式の取り扱いを開始し、その後カバードワラント、信用取引等サービス拡充を進め、2005年2月には総合取引口座数50万口座突破。
2010年7月にはその数を100万口座とし、「すべては個人投資家のために」をモットーに、昨年はトレーディングの快適な取引環境を整備、また投資初心者にも資産形成を始めやすいサービス提供に力を注いでいる。
初心者の開設が7割
特に、楽天スーパーポイントで株式や投信が購入できる「ポイント投資」、楽天カードの1%ポイント還元を受けて投信積立が出来るサービス等が奏功し、昨年の口座開設した人の約7割が投資初心者で、30代以下の若年層は約6割、女性は約4割で、個人投資家の裾野を広げた。
同社は、「幅広いお客様のニーズにお応えするべく、『長く付き合いたい証券会社』として選んでいただけるよう努めてまいります」と話している。